2016年1月31日日曜日

ランニングについて② ~宝塚市のパーソナルトレーニングジム~

こんばんは。
辻本薫広です。

前回、ランニングをアクセル、ブレーキ、燃費に分け、これらを確認して、あまりトレーニングされていない改善しやすいポイントを見つけてアプローチしていくことでより大きな効果が出やすくなるという話をしました。


一回目はこちら
http://arcxpl.blogspot.jp/2016/01/5_19.html


今回、2回目はランニングにおけるアクセルについて書きたいと思います!
長いので、このアクセルについては2回に分けて書きます。今回も是非最後までお付き合いください。

分類しました4つのランニング要素。

1.アクセル=地面を後方に押す力
2.ブレーキ=着地時にストップする方向にかかってしまう力
3.燃費=同じエネルギーでどれだけ進めるかという効率
4.燃料の量=体内の有酸素能力と言われる部分

このアクセル、ブレーキ、燃費、燃料の量はお互いが相互に関連しあっています。一つの要素に焦点を当てて書いていきますが、どの要素を改善していくにも必ず他の要素との関わりが出てきます。ですので「ここだけ直せば良い!」という話にはなかなかなりません。難しいものです。

視野が狭くなることで問題解決への糸口が絶たれてしまうケースが多いので、問題点が見えてきたときに「ここが悪いからだ!」と安易に決めつけないように気をつけてください。「ここも悪いんだな」程度の認識が良いと思います。

それではアクセルについて。
前に進むために必要な筋肉としては、ふくらはぎ、太ももの裏、お尻が重要とされています。(トレーナーなどの運動指導者であれば、腓腹筋や後脛骨筋の能力、ハムストリングスの内側と外側の差、大臀筋と中殿筋の線維に機能が低下している線維は無いか、大腿筋膜張筋のハリなど影響力がかなり大きい下肢のポイントです。上半身で言えば、多裂筋、広背筋、腸腰筋などが適切に機能するかなどは重要なポイントですので動きを見て分かるようになりたいところです。)

人が前に進むということは、後ろから前に押されているということですよね。地面を後ろに蹴ることで、地面に押し返される力で前に進むわけです。ここで、よく言われる、前に倒れる力を利用して、前に進むという考え方があります。前に倒れる力で進むということは、重心が低くなっていくということです。

棒が倒れるとき、確かに前に進みますが、重心は必ず低くなっていきます。最終的には倒れますね。

ですから、前に倒れる力を利用して前に進むという考えは、下がった重心をまた上に持ち上げる力とセットで考えなければなりません。簡単に言いますと必ず上下動が必要ということです。たくさん使えばそれだけ上下動が大きくなる、あるいは回数が多くなるはずですが、実際に早くランニングをされている方とスピードを緩めたときとでそれほどの差が無いということは、そこまで重要な要素では無いとも言えます。

実際に全く使われていないと言っているのではありません。単に倒れこむようにすれば良いというわけではなく、最終的には地面を効率良く押すことがメインになるので前に倒れているように見える姿勢は実は、胸を張り、お尻が後ろにつき出る(1-2cmのレベル)という変化がわずかに起こっているのであり、身体全体を前に倒しているわけではありません。


ここでパトリックマカウ選手のランニング姿勢を見てみましょう17秒あたりからランニングを横から見るシーンがあります。時速は20km前後でしょうか?
https://www.youtube.com/watch?v=yA2ahxs98r4

ランナーは誰でもいいのですが、これを見て思っている前傾姿勢と一致したでしょうか。少なくとも、前に倒れる力で走るという認識とはズレがありませんか??

というところで今回は終わりたいと思います。次回は「地面をどの程度後ろに蹴るのか」という切り口からお話していきたいと思います。


3回目はこちら
http://arcxpl.blogspot.jp/2016/02/blog-post_5.html



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http://sys.amsstudio.jp/tokyo/0210_0000007959/018.html


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http://arcxpl.blogspot.jp/2016/02/blog-post_25.html


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http://arcxpl.blogspot.jp/2016/07/blog-post_19.html


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